奥穂高岳(おくほたかだけ)│長野県│岩稜を攀じて至る絶景の頂上

奥穂高岳 奥穂高岳山頂から望む槍ヶ岳 北信越
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『山歩みち』では★の数で山のレベルをおおむね以下の基準で設定しています。
体力度│★:山登りをやってみたいと思うころ。登山回数0~1回のひと
    ★★:山登りにまた行ってみたいと思うころ。登山回数1~2回のひと
    ★★★:山登りを続けたいと思うころ。登山回数3回以上のひと
技術度│★:山歩きよりも森歩き、丘歩きに近い
    ★★:お手軽ハイキング気分で楽しめる山登り
    ★★★:ちょっとした冒険気分を楽しめる山登り

<登山レベル> 体力度│★★★〜  技術度│★★★〜

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奥穂高岳へのアクセス

◆往復:横浜・新宿駅/大阪・京都駅等(アルピコ交通、毎日企画サービス、新宿駅起点約7時間6200円~)→上高地バスターミナル

※電車利用の場合、松本駅から新島々駅まで松本電鉄線で移動、新島々駅から路線バスに乗り換え上高地へ。約1時間40分、2450円。マイカー利用の場合、沢渡にて駐車。シャトルバスで上高地へ。約30分、1250円。岐阜方面からアクセスの場合、平湯温泉に駐車。シャトルバスで上高地へ。約25分、1160円。

予算目安:約2万5000円(松本駅起点)

奥穂高岳のおすすめ登山コース

コースタイム:1日目6時間20分、2日目4時間、3日目7時間

◆1日目:上高地バスターミナル(約3時間10分)→横尾(約3時間10分)→涸沢

◆2日目:涸沢(約2時間30分)→穂高岳山荘(約50分)→奥穂高岳(約40分)→穂高岳山荘

◆3日目:穂高岳山荘(約1時間40分)→涸沢(約5時間20分)→上高地バスターミナル

奥穂高岳マップ

奥穂高岳を目指すならまず足慣らしで徳沢を周遊し1年目は涸沢まで。体力と技術を身につけたら奥穂高岳へ。2年のステップでめざすのが安全登山のための心構え。

上高地から横尾までは平坦な林道を歩く。横尾から山道が始まる。本谷橋から急登となるが、ガレ場では落石に注意のこと。涸沢で1泊。翌日はザイテングラートを登る。やせた稜線なので、滑落には注意。穂高岳山荘で身軽にして、奥穂高岳へ。岩登りの基本技術が必要。混雑時のすれ違いは譲り合いの精神と他人への配慮を忘れずに。3日目は長い下り。思わぬケガをしないよう、慎重に下ろう。

涸沢より上は岩登りの世界。初心者のみでの入山は厳禁。入山時はヘルメット着用のこと。

奥穂高岳 穂高岳山荘からすぐの登りはハシゴ、クサリが続く。岩登りの基本技術が必要
穂高岳山荘からすぐの登りはハシゴ、クサリが続く。岩登りの基本技術が必要
奥穂高岳 乗鞍岳方面の展望もすばらしい
乗鞍岳方面の展望もすばらしい

登山にあわせて1泊

奥穂高岳 山小屋「穂高岳山荘」

◆山小屋「穂高岳山荘」

北アルプス南部(槍・穂高連峰)における山小屋の食事はレベルが高い。山小屋ごとに特色があるが、穂高岳山荘では、稜線の小屋にも関わらず、生野菜が提供される。

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山歩みち編集部
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