『山歩みち』では★の数で山のレベルをおおむね以下の基準で設定しています。
体力度│★:山登りをやってみたいと思うころ。登山回数0~1回のひと
★★:山登りにまた行ってみたいと思うころ。登山回数1~2回のひと
★★★:山登りを続けたいと思うころ。登山回数3回以上のひと
技術度│★:山歩きよりも森歩き、丘歩きに近い
★★:お手軽ハイキング気分で楽しめる山登り
★★★:ちょっとした冒険気分を楽しめる山登り
<登山レベル> 体力度│★★★〜 技術度│★★★〜
硫黄岳・赤岳へのアクセス
硫黄岳・赤岳のおすすめ登山コース
コースタイム:1日目 約6時間、2日目 約7時間
◆1日目:美濃戸口バス停(約1時間)→美濃戸山荘(約2時間)→赤岳鉱泉(約1時間50分)→赤岩ノ頭(約50分)→硫黄岳山荘
◆2日目:硫黄岳山荘(約1時間30分)→地蔵ノ頭(約50分)→赤岳(約1時間20分)→行者小屋(約2時間10分)→美濃戸山荘(約50分)→美濃戸口バス停

八ヶ岳の魅力――渓谷沿いの樹林帯、爆裂火口、岩稜歩き、大展望。例年、晩秋からは岩稜帯は氷結し、上級向けとなるので計画する際は季節に注意すること。
北沢コースを静かな樹林帯を歩く。赤岳鉱泉から赤岩ノ頭へ急登する。稜線に出ると大展望が広がる。巨大なケルンに導かれながら、硫黄岳山荘へ。
2日目は核心の岩稜帯。慎重に歩こう。地蔵ノ頭を越えて最後の登り。主峰赤岳山頂からは抜群の展望を楽しめる。下山は文三郎尾根か地蔵尾根を下るが、いずれもガレ場、ザレ場が続くので、スリップには注意したい。行者小屋からは南沢を下っても楽しい。


登山にあわせて1泊

◆山小屋「硫黄岳山荘」
食事で提供される野菜、味噌はオーナー・浦野さん手製。野菜の旨味を引き出す味付けに品がある。水洗トイレ、コインシャワーもうれしい。冬季休業あり。