『山歩みち』では★の数で山のレベルをおおむね以下の基準で設定しています。
体力度│★:山登りをやってみたいと思うころ。登山回数0~1回のひと
★★:山登りにまた行ってみたいと思うころ。登山回数1~2回のひと
★★★:山登りを続けたいと思うころ。登山回数3回以上のひと
技術度│★:山歩きよりも森歩き、丘歩きに近い
★★:お手軽ハイキング気分で楽しめる山登り
★★★:ちょっとした冒険気分を楽しめる山登り
<登山レベル> 体力度│★★★〜 技術度│★★★〜
奥穂高岳へのアクセス
奥穂高岳のおすすめ登山コース
コースタイム:1日目6時間20分、2日目4時間、3日目7時間
◆1日目:上高地バスターミナル(約3時間10分)→横尾(約3時間10分)→涸沢
◆2日目:涸沢(約2時間30分)→穂高岳山荘(約50分)→奥穂高岳(約40分)→穂高岳山荘
◆3日目:穂高岳山荘(約1時間40分)→涸沢(約5時間20分)→上高地バスターミナル
奥穂高岳を目指すならまず足慣らしで徳沢を周遊し1年目は涸沢まで。体力と技術を身につけたら奥穂高岳へ。2年のステップでめざすのが安全登山のための心構え。
上高地から横尾までは平坦な林道を歩く。横尾から山道が始まる。本谷橋から急登となるが、ガレ場では落石に注意のこと。涸沢で1泊。翌日はザイテングラートを登る。やせた稜線なので、滑落には注意。穂高岳山荘で身軽にして、奥穂高岳へ。岩登りの基本技術が必要。混雑時のすれ違いは譲り合いの精神と他人への配慮を忘れずに。3日目は長い下り。思わぬケガをしないよう、慎重に下ろう。
涸沢より上は岩登りの世界。初心者のみでの入山は厳禁。入山時はヘルメット着用のこと。
登山にあわせて1泊
◆山小屋「穂高岳山荘」
北アルプス南部(槍・穂高連峰)における山小屋の食事はレベルが高い。山小屋ごとに特色があるが、穂高岳山荘では、稜線の小屋にも関わらず、生野菜が提供される。