山ガールではなくこだわりの山女子になりたい!登山初心者へ自分スタイルのススメ

山女子 イメージ ちょっと休憩
スポンサーリンク

山に登るなんて考えた事もなかったインドアな私。そんな私がお伝えしたい、登山をはじめたきっかけの話。山ガールはちょっと気恥ずかしい、登山に興味があるけど自信がない、でも山に行ってみたい!インドアだった私がどうやって山に目覚めていったのか。

スポンサーリンク

登山と山ガールへの想い

山女子 イメージ

私が登山に対して持っていたイメージは、ツラい、キツい、疲れる、目標に向かって登る感じが気持ち的に重い、というネガティブなものばかりでした。

仕事に対してストイックだった私は、いつも「〜でなければならない」と自分で勝手にハードルを上げて取り組むタイプ。そんな高みを目指すような毎日が、登山に似てるような気がしていました。

ところがいつの頃からか、山に行ってみたくなるという心の変化が。正確には、土や木などの自然に触れたいという気持ち。今思えば、仕事に疲れていたのだと思います。とりあえず、自然の中に行きたい。きっと自然の中では、何も考えずにありのままでいられるはず。これが、山へ行こうと思ったきっかけです。

情報がないと動けない真面目な私は、まず山のことをネットで検索することにしました。女子が登山するときによく使われるワード「山ガール」。初心者の検索ワードとして、私もかなり検索しまくりました。でも正直私はガールって年齢でもないし、カラフルな重ね着の山ファッションが似合う自信もない、山ガール気取りだって思われるのも気恥ずかしい。それに山ガールで検索していると、登山というよりファッション寄りの情報が多いなと感じてしまい、あまりよいイメージが持てませんでした。

自分スタイルを決めたきっかけ

面白山トレッキングコース

いくら調べても正解があるわけではない登山。まずはとにかく行ってみようと、乗り気じゃない夫を誘って自宅から車で40分くらいのとこにある面白山へ。服装は持ってる服の中で山っぽいもの(素材とかまったく無視)、靴はタウンユースのスニーカー、と今考えるとかなり軽装でした。

いくつかあったコースの中で選んだのはアップダウンも少なく、綺麗な渓流が流れているトレッキングコースで、山頂は目指しません。とはいえ、森や獣道、雪解け水が勢いよく落ちてくる滝や古い吊り橋、岩場の苔むした道に普通のスニーカーで来たことを後悔しながら恐る恐る歩きました。

ヘトヘトになりながらゴールに辿り着いて飲んだコーヒー。いつも飲んでるコーヒーがこんなにも美味しいなんてと驚き、これを山頂で飲んだらもっと美味しいに違いないと思いました。登頂のご褒美にコーヒー、なんだかとってもワクワクする!そうだ、美味しいコーヒーを飲むために山へ行く、そんな登山でもいいのでは。

山ガールではなく山女子になりたい

地図

何度か登山していると、服装やアイテム重視で、事前準備もせずノリだけで登山してるような女子たちと遭遇してしまい、やっぱりちょっと軽いイメージの「山ガール」という言葉への抵抗がぬぐえません。

慎重派の私なので、何かをやる時は事前に色々なことを調べます。登山といえば欠かせない、地図を見ながら計画してると、その山にまだ登ったことがなくても、知っている山のように感じられてきました。なんか私カッコいい!自分は「山ガール」っていうより「山女子」といいたい!

山について調べることは、楽しくなってくるのはもちろんなのですが、事故や遭難防止にも繋がるのではと思います。 そして実際に自分の計画通りのコースタイムで下山できるとかなり嬉しくなり、また次の山へ登る意欲が湧いてくるのです。

自分なりのマイルールを持つ

山女子 イメージ

ちゃんと考えて準備している「山女子」でありたいと思う私はマイルールを決めました。これはあくまで自分なりの基準で、他人からすると何故?と思われるかもしれません。でも自分が快適に楽しく登山するためなのだから、いいのだと思うようになりました。

  • 日帰り登山にすること
  • 途中にトイレがない山は往復4時間以内の山にすること
  • 途中にトイレがある場合はバイオトイレであること(できれば)
  • 森林限界のある山であること(できれば)

この4つをクリアできる山はそれほど多くないのですが、どこに行けばいいのか、まだ山の名前も知らない初心者の私にとっては、ルールを決めておくことで山を絞ることができました。

トイレについては、女性なら1番気になる所ではないでしょうか。コースの途中にトイレがある山でも、扉を開けたらいろんな意味で驚いてすぐ扉を閉めてしまうことも多く、下山するまでひたすら我慢大会。外で携帯用のトイレを使うなんて勇気もまだありません。その点、バイオトイレは臭いも少なく、きちんと管理されているところであれば比較的キレイであることを経験上知りました。

また、私は虫が苦手なので、できるだけ虫の少ない森林限界を越えたエリアへ行くようにしました。季節も虫の多い真夏は避けて、春先や秋などちょっと涼しくなる季節を選んでいます。

美味しいコーヒーを飲むために山へ行く

コーヒー

自分の登山にとって、最大の目的のご褒美コーヒー。コーヒーはインスタントじゃなくその場でドリップしていれること!これも譲れないこだわりです。

お昼はコンビニおにぎりでもコーヒー豆だけは妥協しないこと。好きな豆を挽いて、お気に入りの缶に一人分ずつ入れて持っていきます。かわいい缶やマグカップなどの雑貨を選ぶのも楽しい時間です。山へ行くようになって見つけたアウトドアショップでコーヒーグッズも購入。その後も数々のアイテムを購入しました。

店主さんがすごく良い人で、色んなアドバイスをいただきました。馴染みの店を決めておくと相談にも乗ってもらえたり経験談を聞けたり、さらに山で美味しいコーヒーを飲むという、自分なりのこだわりも深まっていくような気がしています。

まとめ

事前にその山をちゃんと知り、自分だけのこだわりを持って山を楽しむ「山女子」であるために、自分スタイルとマイルールを決めたことで、もともとインドア派の私が登山にハマって楽しめるようになりました。

自分なりのスタイルを見つけることは、普段の生活にも楽しみが増えることだと思います。次のお休みにはどの山に行こうか?持ち物は?コーヒーは?考えただけでワクワクします。まだ登山を始めたばかりの方や、これから始めたいという方も、人と同じでなくてもいい、他人の目を気にしなくてもいい、自分だけのワクワクを見つけられることを願っています。

スポンサーリンク
この記事を書いたひと
marko

山女子を目指しながらも性格は超インドア派。普段は派遣社員として働く主婦。登山はもっぱら日帰り専門だけどいつか山小屋泊を密かに夢見ている、志だけはクライマーズハイな初心者。コーヒーは深入りが好き。

markoをフォローする
ちょっと休憩
スポンサーリンク
markoをフォローする
スポンサーリンク
山歩みち