登山初心者でもクッカーで超簡単!アルファ米を使ったお手軽レシピ!

クッカーとバーナーでの食事 登山ノウハウ
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コンビニ飯ではなく、登山で何か作って食べたいなと思い始めた方必見!今回はクッカーとバーナーを使った超簡単なはじめてレシピをご紹介します。使う食材はスーパーや登山用品店で販売されているアルファ米やフリーズドライ食品。レシピといってもいいのかどうかわからないほどの超簡単レシピ、初めてでも美味しくできること間違いなしなので、ぜひ実践してみてください!

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登山で料理をするには何が必要?

登山でほっとひと息つけるのがごはんの時間。コンビニで購入したおにぎりを食べるだけではもったいない!せっかく山に登ったのですから、大自然の中での食事も楽しみたいですよね!?山で料理をしている人達を見て「いいなあ、、」と憧れたことはありませんか?

とは言え「何を用意すれば良いか分からない」「ほとんど自炊しないので料理は苦手」という方、ご安心を。「クッカー」「バーナー」「アルファ米」の3つさえ用意すれば、むしろ自宅で料理を作るよりも簡単に、しかもおいしく作れます!

登山用のクッカー・バーナーを用意しよう

クッカーとバーナー
出典:写真AC

食材を用意する前に、まずは料理をするためのクッカーとバーナーを用意します。

クッカーはコッヘルとも呼ばれる、いわゆるお鍋のことです。水を沸かすことはもちろん、簡単な炒め物も作れます。登山用は家にあるお鍋よりも小型で軽く、持ち手も収納できます。バーナーはアウトドア用の小型ガスコンロで、軽量で小さく折りたたみ収納できることが特徴です。アウトドア用のクッカー・バーナーは数多く販売されていますが、登山に向いているアイテムの選び方は以下の通りです。

・クッカー:アルミかチタン製の軽量タイプ。容量は500ml程度あればOK。
・バーナー:小さく収納できるものが◎。 燃料はガスで「OD缶」と呼ばれるものとつなげるタイプがよい。

クッカーとバーナーに加えて、燃料となるガス、さらに食材となると、今までよりも荷物が一気に増えます。収納サイズが大きくなると、重量が重くなるほか、ザックの中で容量をとってしまいますので、大きさと重さは重要です。

初心者には「アルファ米」と「フリーズドライ食品」

登山時の食事は、食材が外気温に左右されにくいアルファ米やフリーズドライ食品が適しています。食材が傷まないよう気にする心配もなく、軽くて、お湯を沸かして数分待てばできあがるため、登山初心者でも超簡単に作れます!またスーパーやコンビニでも手軽に購入できる点もありがたいところ。ただし、アルファ米はスーパーには販売されていないことも多いので、私はアウトドアショップで購入するようにしています。

食べたことのない方は、そんなの味気ない、料理っぽくないと思われるかもしれませんが、最近の登山食はむしろ自分で作るよりも美味しいものがたくさんありますし、種類も豊富。へんにこだわって食べず嫌いなんてもったいないです。

初めての料理ではクッカーとバーナーの扱いや手順も慣れないため、調理そのものは超簡単にするのが楽しめるコツ。今回は美味しくて失敗ナシ、 アルファ米とフリーズドライ食品を掛け合わせたレシピを紹介します!

登山食レシピ1:お湯をわかせばOK!中華丼

初めて登山で食事を作る方におすすめの丼ものシリーズ。白飯を作って、中華丼をお湯で戻してかけるだけという超簡単レシピ!作ると言えないほどの手軽さですが、カップラーメンよりも一歩進んだ、ふたつの掛け合わせです。丼ものの種類も豊富なため、何度でも飽きずに食べられるところもポイントです。

●用意する食材

「尾西・白飯」「アマノフーズ・中華」

●作り方

①お湯を沸かし、白飯に入れて10~15分程度待ちます。

②コップなどに固形の中華丼を取り出し、熱湯80ml程度をかけて戻します。

③戻した中華丼の素を、白飯にかけて完成です

●ポイント

中華丼の他に、牛とじ丼・麻婆なす丼・親子丼も同じシリーズで発売されています。私は山小屋泊などで複数回食事を作るときは、味を変えるだけで気分転換になるし軽いし簡単なのでよく使います。また同じようにカレーやシチューなどのフリーズドライもあるため「白飯+α」の組み合わせは無限大でおすすめです!

登山食レシピ2:卵をプラス!みそキムチクッパ

キムチビビンバととん汁

寒い時期や夜ご飯におすすめのメニュー!約450kcal程度摂取でき、お腹も膨れます。山頂でのビールとの相性も良く、辛い物好きな方には特におすすめです! 卵の持ち運びはアウトドアショップでエッグケースが販売されています。初めてだと不安かもしれませんが、よくできていて、ほぼ割れることはありません。卵はたんぱく質も採れるしアレンジで満足感もアップするので、ぜひ投入してください。

●用意する食材

「ザ温・キムチビビンバ」「アマノフーズ・とん汁」「卵」

●作り方

①お湯を沸かし、キムチビビンバに入れて10~15分程度待ちます。

②500ml程度のクッカーに、200~250ml程度お湯を沸かしとん汁を作ります。

③とん汁に出来上がったキムチビビンバを入れて再度温め、溶いた卵を回し入れます。

④卵に火が通ったら完成です。

●ポイント

お湯が少ないと雑炊のようになるため、私はお湯は少し多めに入れています。みそ味が少し薄くなりますが、キムチビビンバ自体にしっかり味が浸みこんでいるためおいしいです。クッパスープが多めなので、気温が低い秋~冬登山に作るとしっかり体が温まります。

登山食レシピ3:卵をプラス!炙り牛雑炊

白飯と牛スープ

テント泊の朝食や、体を温めたいときに最適な雑炊。2019年に発売された新商品「Theうまみ・炙り牛スープ」を使うと、だしが効いてシンプルながら非常においしいです!作り方は①のみそキムチクッパと似ているので、簡単に作れるためぜひお試しあれ。

●用意する食材

「尾西・白飯」「Theうまみ・炙り牛スープ」「卵」

●作り方

①お湯を沸かし、白飯に入れて10~15分程度待ちます。

②500ml程度のクッカーに、150ml程度沸かし炙り牛スープを作ります。

③スープに出来上がった白飯と溶いた卵を入れて3分程度煮込みます。

④卵に火が通ったら完成です。

●ポイント

煮込みが足りないと、食べ終わりの方で味が薄くなってきてしまうので、必ず煮込むようにします。冷えた体にスープのうまみが染みわたります。

まとめ

普段の登山でおにぎりでも十分楽しめますが、クッカーとバーナーでお湯をわかすだけでこんなに世界が広がります!あまり料理をしない方でも、このレシピなら、自宅で作るよりもむしろ時短で簡単。山で温かいものを食べるというだけで、いつもの何倍も美味しく感じるから不思議です。超簡単レシピはバリエーションも多いので、山頂での絶景を見ながら、手軽に作って楽しんでみてはいかがでしょうか?

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この記事を書いたひと
藤澤 元希

会社勤めの傍ら、ライター活動をしています。登山歴は11年。テント泊好きで、たまに山小屋泊もします。好きな山域は北アルプス、八幡平、奥秩父周辺。最近は奥秩父の豊富な登山道を巡っています!

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