『山歩みち』では★の数で山のレベルをおおむね以下の基準で設定しています。
体力度│★:山登りをやってみたいと思うころ。登山回数0~1回のひと
★★:山登りにまた行ってみたいと思うころ。登山回数1~2回のひと
★★★:山登りを続けたいと思うころ。登山回数3回以上のひと
技術度│★:山歩きよりも森歩き、丘歩きに近い
★★:お手軽ハイキング気分で楽しめる山登り
★★★:ちょっとした冒険気分を楽しめる山登り
<登山レベル> 体力度│★★ 技術度│★
果無越へのアクセス
果無越のおすすめ登山コース
コースタイム:5時間30分
ホテル昴バス停(約40分)→果無集落(約1時間20分)→果無峠(約1時間40分)→八木尾バス停(約40分)→三軒茶屋跡(約1時間10分)→本宮大社前バス停
果無山脈というロマンチックな名の山塊が紀伊半島にある。この山脈を、高野山と熊野という2つの聖地を結ぶ熊野古道小辺路が越え、特にこの部分を果無越と呼んでいる。
十津川温泉ホテル昴に前泊し、早朝出発。吊り橋を渡り、石畳の道を登って果無集落へ。さらに観音堂を経て果無峠を越える。路傍には西国巡りの石仏がたたずむ。八木尾に降りたら国道を歩き、平岩口バス停で右に外れ、中辺路と合流する三軒茶屋跡へ。ゆるやかな坂道を下っていくと、熊野本宮大社の裏手に降り立つ。
本宮大社に参ったら、明治の洪水で流された旧社地大斎原(おおゆのはら)にも足を延ばそう。
バス便が極めて少ないので事前に調べておこう。世界遺産の道なので、道標等を確かめながら行けば迷わない。
登山のついでにちょっと寄り道
◆温泉「湯の峰温泉 つぼ湯」
熊野本宮からバスで25分の湯の峰温泉には、世界遺産に登録されている温泉、つぼ湯がある。公衆浴場で受付。