湯河原富士(ゆがわらふじ)|静岡県/岩戸山|本家富士山を眺めつつ石仏の道をたどる

湯河原町から眺めた岩戸山(左のピーク) 東海
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『山歩みち』では★の数で山のレベルをおおむね以下の基準で設定しています。
体力度│★:山登りをやってみたいと思うころ。登山回数0~1回のひと
    ★★:山登りにまた行ってみたいと思うころ。登山回数1~2回のひと
    ★★★:山登りを続けたいと思うころ。登山回数3回以上のひと
技術度│★:山歩きよりも森歩き、丘歩きに近い
    ★★:お手軽ハイキング気分で楽しめる山登り
    ★★★:ちょっとした冒険気分を楽しめる山登り

<登山レベル>  体力度│★  技術度│★

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湯河原富士へのアクセス

◆往復:東京駅(JR東海道本線約1時間50分1940円)→熱海駅(伊豆箱根バス・元箱根方面行き約40分640円)→十国峠登り口バス停

※東京・熱海間は「快速アクティー」なら約1時間半に時間短縮できる。東海道新幹線を使えば、こだま号で50分、ひかり号で35分(ともに自由席3670円)。

予算目安:約5500円~(東京方面から電車を利用して往復する場合)

湯河原富士のおすすめ登山コース

コースタイム:約2時間

往路:十国峠ケーブルカー登り口駅(約3分*)→十国峠駅(約15分)→東光寺(約40分)→岩戸山

復路:岩戸山(約40分)→東光寺(約20分)→十国峠駅(約3分*)→十国峠ケーブルカー登り口駅

*印はケーブルカーを利用(往復720円。バスとのセット券もある)

湯河原富士マップ

熱海市(静岡県)にあるのに「湯河原富士」と呼ばれる由縁は、湯河原町(神奈川県)から眺めると富士山のように見えるため。岩戸山への登山道はいくつもあり、今回歩くのは本家富士山の展望も楽しめる十国峠からの道です。

峠下のケーブルカー乗り場までは熱海駅からバスで40分。ケーブルカーに乗り、十国峠まで上がると、富士山の美しい姿が目に飛び込んできます。十国峠とは伊豆、駿河、甲斐、武蔵などの十国を一望できたことからつけられた名。まずはその好展望を楽しみましょう。

高原の気持ちのいい道を歩き、東光寺を過ぎると舗装道が終わり、登山道に入ります。道の脇には苔むした石仏が現れ、この道の歴史を感じさせてくれます。

しばらく行くと、笹の広場と呼ばれる分岐点に。周辺の山々や海を眺めることができる芝生の広場で、休憩するには最適な場所です。ひと息ついたら分岐を左に入り、20分ほど歩くと岩戸山山頂に到着。頂上にはベンチとテーブルがあり、海からのさわやかな風を感じながら、のんびりとしたひとときを過ごせます。

姫の沢公園にはアスレチックコース、ハイキングコースがあり、ツツジやシャクナゲなど四季折々の花々も楽しめる。公園正面に熱海駅行きのバス停もあるので、園内を経由して下山するのもおすすめ。

湯河原富士 十国峠に登るケーブルカー
十国峠に登るケーブルカー
湯河原富士 十国峠からは富士山の美しい姿を展望できる
十国峠からは富士山の美しい姿を展望できる
湯河原富士 山の中にひっそりと建つ東光寺
山の中にひっそりと建つ東光寺
湯河原富士 登山道はアップダウンがほとんどなく初心者向け
登山道はアップダウンがほとんどなく初心者向け
湯河原富士 登山道には石仏が点在していた
登山道には石仏が点在していた
湯河原富士 岩戸山山頂。海からの風が気持ちいい
岩戸山山頂。海からの風が気持ちいい

登山のついでにちょっと寄り道

湯河原富士 熱海会場花火

◆イベント「熱海海上花火大会」

1年を通じて開催される熱海の花火大会。観覧場所はサンビーチ海水浴場など海岸線一帯。登山のあとに花火はいかが?詳細な日程は熱海市観光協会HP参照

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