各務原(かかみがはら)アルプス|岐阜県|雄大な濃尾平野を眺めながらしっかり体力トレーニング

各務原アルプス 明王山 東海
スポンサーリンク

今回紹介するのは、主に岐阜県各務原市(かかみがはらし)北部から坂祝町にかけて連なる標高約350m級の山々、全長約10kmに及ぶ各務原アルプスです。西端に位置する各務原権現山(かかみがはらごんげんやま)を皮切りに、東方向にかけていくつもの山が連なり、山頂に猿啄(さるばみ)城跡展望台がある城山が東端になります。

スポンサーリンク

各務原アルプスまでのアクセス

JR岐阜駅(高山線で30分)→坂祝(さかほぎ)駅(徒歩10分)→城山登山口

各務原アルプスのおすすめ登山コース

コースタイム 約3時間半

城山登山口(1時間40分)→迫間山(はざまやま)(25分)→明王山(50分)→城山展望台(15分)→城山登山口

<各務原アルプスのおすすめポイント>

  • 登山口や登山コースが数多く存在することもあり、ピストン登山から、周回ルート、縦走ルートまで自分のレベルに適したコースアレンジをしやすい。
  • 濃尾平野を一望できるような眺望ポイントが数多く存在する。
  • コースはアップダウンに富んでいて、登山トレーニングにも適している。

おすすめのコースは人通りも多く、特に眺望が良い城山や明王山(みょうおうざん)を周回する初心者向きルートです。城山登山口~城山頂上区間はつづら折りや階段もあり、比較的負荷の高い登山道ですが、片道30分ほどの短い距離なので、城山往復だけなら普段登山をしない人でも気軽に挑戦できます。

ちなみに縦走ルートは、全長行程約15km、約8時間を要する長丁場コースです。体力に自信がある方向き、健脚者用のコースといえます。

各務原アルプス全体
各務原アルプス全貌。縦走登山者も少なくない、地元では有名なコース

城山や明王山を周回する登山道は明るい雰囲気の場所が多く、全体的に傾斜も緩くアップダウンも比較的小さいので、小学生や女性でも歩きやすいコースです。さらに余裕がある人は、近くの各務野自然遺産の森(かかみのしぜんいさんのもり)や金毘羅山(こんぴらやま)にも足を運んでみても良いと思います。

各務原アルプス 城山展望台
城山展望台。日の出スポットとしても有名

登山トレーニングに合間に一息入れるビュースポットとして、おすすめなのが明王山山頂と城山山頂です。明王山からは名古屋市や岐阜市の街並みが、城山からは眼下を流れる木曽川と合わせて御嶽山や白山の雄大な景色を望むことができます。トレーニング合間の水分補給と合わせながら、素晴らしい景色を堪能してみてはいかがでしょうか。

各務原アルプス 城山展望台からの眺め
城山展望台からの眺め。天気の良い日は中央アルプスや南アルプスも確認できる

細かい脇道ルートも多いため、分岐点で道に迷いやすい箇所が多数あります。市街地が近いので、下山しても街中を歩いて登山口に戻れる安心感はありますが、GPS機能を備えた機器と紙の登山地図はしっかり用意をする必要があると思います。進む登山道を間違えたと感じた時は、一度立ち止まって現在地をよく検証しましょう。無理に進むのではなく、引き返す勇気も必要です。

登山のついでにちょっと寄り道

犬山城下町
犬山城下町は観光気分も楽しめます(出典:写真AC

◆犬山城下町(食べ歩きグルメ)

各務原市から見ると木曽川を挟んだ対岸に位置する犬山市。犬山駅から国宝犬山城まで至る町並みには、多数の食べ歩きグルメ店があります。スイーツ、お肉、地ビールなど、種類も豊富。登山後の空腹をしっかり満たしてくれるはずです。

スポンサーリンク
この記事を書いたひと
ちゅんざい

登山のきっかけは20代豪州留学時代、タスマニア島で5日間の縦走登山です。一眼レフカメラを携えながら、紅葉や夜景、朝日や樹氷を求めて山頂を目指す日々。低山からアルプス、時には海外ハイキングと日々楽しんでいます。

ちゅんざいをフォローする
東海
スポンサーリンク
ちゅんざいをフォローする
スポンサーリンク
山歩みち