この基本だけ知っておけばOK!初めてでも失敗しないタープの選び方

登山アイテム

使ったことのない人にはわからない、しかし私にとってはなくてはならないもの、タープ。テントと併用するイメージの強いタープですが、広げて張るだけではない汎用性に優れたアイテムがタープであり、使い方を心得れば無限の可能性を秘めている、玄人向けの道具です。今回はタープの種類、用途別に最適なタープ、おすすめのブランドをご紹介します。

タープはどんな時に使うの?何が便利なの?という方はタープの魅力をまとめたこちらの記事をご覧ください。

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タープの種類で選ぶ

現在ではソロキャンパー向けに特徴的な形をした小さなものも多くありますが、基本的には大きく二種類に分かれます。

レクタタープ

最も一般的な長方形のタープ。汎用性が高く、多用途な張り方ができます。長方形で空間を広く確保でき、張り方によっては床まで構成するシェルターの様に使うこともできます。収納もしやすく大人数で使用するにはおすすめのタイプです。

おすすめ1: アライテント ビバークタープ

Mサイズ サイズ:290×250 重量:410g

Lサイズ サイズ:360×290 重量:650g

沢登り、渓流釣り、または計画的なビバークなどに使われる、登山界での代表的なタープです。そのコンセプトにある通り、積極的にタープ単体で野営するのに適したオールラウンドなモデル。Mサイズは2人程度向けですが、Lサイズであれば3人以上でも対応でき、想定シーンに合わせて選ぶことができます。

ヘキサタープ

特徴的な六角形のタープ。レクタタープと比較して強度が高く、耐風性も優秀です。テントと連結して張る、通称小川張りもできます。サイドが絞られた形のため、居住性は低いのが難点のため、少人数や現在話題のソロキャンプに向いています。

おすすめ2: モンベル ミニタープHX

サイズ:280×338 重量:640g

グロメット部分が強度の高い金具になっており、難燃加工を施されているという耐久性の高いヘキサタープです。ヘキサタープながらソロキャンプで使用すれば十分な居住性も確保できるタープです。ミニタープのサイズ展開は1サイズとなるので、上記の通りソロキャンパー、2人程度の沢登りで使用すると良いです。

【モンベル】ミニタープHX
居住空間に余裕があり、風に対しても比較的強い六角形デザインの小型タープです。自転車やオートバイのソロツーリングなど、できるだけ荷物を軽くしたい行程に最適です。ヘッドランプなどを反射して光る軽量で強度に優れた張り綱、軽量アルミペグ、スタッフバッグが付属します。ポールは別売です。

参考)タープの部品

・ループとグロメット

ロープを通すループ、柱を立てるグロメット。この数が多いほどタープの汎用性が飛躍的に高まります。 その分価格も上がる傾向にあるため、どんな風に張りたいのか、どんな立て方をすることが多くなるか、使い道を考えて選ぶと良いです。モデルによってはグロメットの強度を上げたり金具を使用しているため、強風が想定される場所やひとつのモデルを永く愛用したい場合には、接続部の強度も注目してみましょう。

・ペグと細引き

タープを強風下でも地面に固定するペグ、タープとペグを接続する細引きは、タープを張るための名脇役です。キャンプ用のタープを購入すると大体付いてきますが、できれば別売りされている強度の高いペグや、付属の白い細引きでは汚れも目立つので、色付きのコードをm単位で購入したりと、個性を出してみるのが良いです。

タープの用途で選ぶ

・居住性を重視(キャンプ)

初心者向けにはレクタタープがおすすめです。空間が広く、収納時のボリュームがあってもオートサイトであれば車を乗りつけて対応できるので、安価で機能、性能を抑えたものでも十分です。ラインナップも多いので、性能だけでなくデザインで選んでみても楽しいですね。

・耐久性と収納性(登山)

強くてコンパクトな高機能なタイプがよく、ファイントラックのゴージュタープ、モンベルのL.W.タープなどがおすすめです。グロメットやループの破損、浸水が命取りになるので、躊躇せず性能重視で選ぶのが大切です。 雨の日は必然的にタープ付近かタープ下で火を使うこともあるので、難燃加工が施されていたりと細かな機能性をよく考えて購入します。

・堅牢性を重視

風が強い日といった悪天候にも対応できるヘキサタープがオススメです。テンションをかけやすいので設営までの時間が短いのも魅力で、少人数向けのタープであれば慣れた人で5分以内で設営することもできます。タープの形状に注目する以外にも、ペグや細引き、グロメットなどの各部品の強度にも注意しておきます。

タープの代表的なブランドで選ぶ

・モンベル

2019年モデルより登山にも使用できるレクタタイプのL.W.タープが追加され、山岳向けモデルが増えたモンベル。ヘキサタープには難燃加工が施された生地、伸びにくく保水しにくい生地など、モンベルならではの特性を持ったタープは、厳しい環境下でも適応できます。

タープ|モンベル

・ファイントラック

防水性を始め機能性の高いウェア、ギアを販売するファイントラックのゴージュタープは、渓流釣り、沢登りといった、国内での厳しい山岳環境において真価を発揮するレクタタイプのタープ。豊富なループと強度の高いダイニーマを使用していても、360×280サイズが収納時には片手に収まるほどのコンパクトさです。

タープ(ゴージュタープ) | 国産アウトドアブランドのファイントラック
ゴージュタープは、2~4人程度の使用に適した大型サイズのタープ。沢登りのビバーク装備やテント生活のリビングスペースとして、広く活用できます。ダイニーマ®テープを使用することで、テンションをしっかり張ることができ、たるみにくいのが特長です。

・スノーピーク

国内で絶大な支持を持つアウトドアブランドのスノーピークが展開するタープはキャンプ向けの仕様が大半ですが、ベースキャンプとして設置するタープとしてベストなモデルが揃っています。美しいデザインだけでなく、高い遮光性を持ち、タープ本来が必要とされる基本性を高い次元で実現しています。

タープの通販 | アウトドア・キャンプ用品はスノーピーク(Snow Peak)
キャンプの一覧ページです。【公式】スノーピーク(Snow Peak)の公式サイトです。 スノーピークは厳しい自然での検証に裏打ちされたハイスペックな製品群を提供するキャンプ・アパレルを中心としたアウトドアブランドです。

まとめ

初めての1枚にはレクタタープ、次の1枚にヘキサタープを検討すると後悔が少ないです。タープはシンプルなつくりながら奥が深いアイテム。アウトドアの知識、技術が身についてきたら、より高機能なモデルを選んでみると世界が広がるので、楽しみながらタープの世界にのめりこんでください。

この記事を書いたひと
pepe

登山、沢登り、渓流釣りをこよなく愛するアウトドアライター。好きな山は八ヶ岳の権現岳と丹沢の丹沢山。山でのごはんと焚き火が何よりも楽しみです。山に行けない日が続くと禁断症状が起き、何も手につかなくなります。

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