『山歩みち』では★の数で山のレベルをおおむね以下の基準で設定しています。
体力度│★:山登りをやってみたいと思うころ。登山回数0~1回のひと
★★:山登りにまた行ってみたいと思うころ。登山回数1~2回のひと
★★★:山登りを続けたいと思うころ。登山回数3回以上のひと
技術度│★:山歩きよりも森歩き、丘歩きに近い
★★:お手軽ハイキング気分で楽しめる山登り
★★★:ちょっとした冒険気分を楽しめる山登り
<登山レベル> 体力度│★ 技術度│★★
弥高山へのアクセス
弥高山のおすすめ登山コース
コースタイム:4時間10分
ジョイ伊吹バス停(約30分)→弥高登山口(約1時間)→弥高山(約1時間20分)→五合目(約20分)→三合目(約1時間)→伊吹登山口バス停
伊吹山の五合目から東に派生する尾根を弥高尾根といい、弥高寺という山岳寺院の遺構がある。周辺はスミレが多い。ジョイ伊吹でバスを降り、山の手へ弥高集落をめざす。集落東の登山口から未舗装林道を絡めながら進むと、広場になった林道終点に着く。
明るい樹林を抜けると、開放感のある弥高寺跡だ。花を探しがてら周辺を散策してみよう。伊吹山の五合目へは、尾根通しに進み、標高900mのピーク手前あたりから山腹道に。赤テープを目印に踏み跡をたどり五合目へ合流したら、あとは正面登山道を伊吹登山口へと下る。
伊吹山は花の山として知られるが、滋賀県最高峰だけに上部の春は遅い。
弥高寺跡周辺はよく整備されているが、弥高山頂から伊吹山五合目までは道が荒れており、多少のルートファインディングが必要。2万5000分ノ1地形図「関ヶ原」を持参したい。
登山のついでにちょっと寄り道
◆歴史「醒井宿(さめがいしゅく)」
中山道の宿場町、醒井宿は水の町。日本武尊が伊吹山の神と戦った傷を癒した居醒の清水などもある。