登山漫画おすすめ10選。 ほっこりから本格派まで総まとめ

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最近コロナもそうですが、梅雨の毎日。

部屋の中で過ごす時間が増える中、登山漫画で自然を感じてのんびりするのも良いものです。もともと山が好きな人も、いつか山登りを始めようと思っている人も、予習と復習にオススメの漫画を集めてみました。

フリー素材 : https://pixabay.com/ja/

山や自然の気持ちよさを感じたいのんびり派から、山登りの精神や登山家の生き様に触れたい本格派まで。

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ほっこり山を感じたい人へすすめる登山漫画。食事のシーンもたまらない!

山と食欲と私

作者:信濃川日出雄 / 出版:新潮社

山ガールならぬ単独登山女子。そう自身を称する主人公、27歳OLの日々野鮎美の可愛さが光る作品。魅力的な食事シーン、等身大女性の内面の描写がたまらなくハッピーな気持ちにさせてくれます。少し疲れた休日に読んでみてはいかがでしょう。

人生山あり谷口

作者:谷口菜津子 / 出版:リイド社

エッセイを4コマ形式で描いているため、かなり読みやすい作品です。著者が山に登った体験をコミカルにまとめているのであっという間に読めてしまいます。でもよくよく考えると結構ハードな経験だなと感じつつも、最初から最後までひたすら笑える楽しい作品です。

ヤマビヨリ

作者:KUJIRA / 出版:幻冬社

オムニバス形式の漫画。登場する主人公の悩みに共感してしまったり、人と人の繋がりにほっこりしたり。素敵なエピソードが散りばめられています。読んだ後、深呼吸した後の様な晴れやかな気持ちにさせてくれる作品です。

山を渡る

作者:空木哲夫 / 出版:KADOKAWA

大学の山岳部をテーマにした青春山登り漫画。登山に関する道具や修理のことなど、実際ためになる情報も載っておりいろんな楽しみ方を持つ作品です。登場する部員が登山経験なしのため、登山をこれから考えている人も読みやすい作品です。

ヤマノススメ

作者:しろ / 出版:アース・スター・エンターテインメント

主人公の女子高生たちがの成長する姿をゆるりと可愛らしく描かれた作品です。とにかく可愛い。ほのぼのした描写が散りばめられており、癒されながら山を感じられます。かなり読みやすく、人気のためアニメ化もしています。

山登りの精神。本格、登山漫画。生き様を見せてくれる感動作!

神々の山嶺

作者:谷口ジロー / 出版 集英社

原作の夢枕獏氏の同名小説から生まれた本作は、クライマー兼カメラマンの深町誠と孤高のクライマー羽生丈二を主人公に、実在した登山家ジョージ・マロリーの未だ残る謎を軸に物語が展開していきます。山に登る理由や生きる意味、自身との対話などの心理描写。息の詰まる現実や途方もない問いに直面しながらも歩み続けるその姿は、もはやただの登山漫画ではありません。全5巻の中に凝縮されたストーリーは、読み手に深く重い感動を与えてくれる名作漫画です。

岳人(クライマー)列伝

作者:村上もとか / 出版:小学館

山の壮大さと美しさ、表裏一体で存在する残酷さと恐ろしさ。そこに命懸けで挑み続ける男たちのドラマに胸が熱くなります。「なぜ山に登るのか」、「そこに山にあるから」。まさにその名言を表現するかの様な作品です。短編集のため読みやすく、ページ数以上の読後感を味わえます。

作者:石塚真一 / 出版:小学館

登山漫画といえばの超王道。たくさんの人に感動を与えたからこそ完結した今でも根強い人気があります。まず迷ったらこれを読んで欲しいとオススメしたい。主人公 島崎三歩は海外で山岳救助経験を積み、日本の北アルプスで主に活動する民間ボランティア。三歩の仕事は山での遭難者の救出。ニュースでしかその存在を知らない人が多い山岳救助。本作では山の危険性や過酷な中での救助の様子、命の無常さが描かれています。救えた命とどうしても救えなかった命。そんな厳しい現実に直面しながらも、主人公 三歩の明るくおおらかな人柄と山を思うその姿に山へ行きたくなる事でしょう。そして作中の三歩の朗らかながらも芯のある言葉や、素晴らしい景色の描写に感動すること間違いなしです。

孤高の人

作者:坂本眞一 / 出版 集英社

実在する登山家 加藤文太郎の生涯をモデルに描かれています。実際の記録をもとに書かれた小説が原案になっているそうですが内容は全く異なります。本作のタイトルである“孤高”をテーマに、人間の孤独について、丁寧に生々しく描かれています。そのため胸が痛くなるシーンが数多くあります。孤高を見つめる中で感じる寂しさに共感できてしまい、個人主義が蔓延する現代社会とどこかシンクロする部分があると感じます。たくさんの不安がある今だからこそ、一人部屋で読んで欲しい一冊です。

しずかの山

原作:愛英史・作画:松本剛 / 出版:講談社

生粋の登山漫画というよりは、山を舞台に人間を描いた作品です。ネパールで山岳ガイドとして生活する高遠静を主人公に様々な人間ドラマが巻き起こります。淡々とした雰囲気の中で巻き起こる現実の激しさ、その中で紡がれる言葉は心に残ります。

登山漫画の魅力

一言で登山漫画といっても本当に様々な切り口と魅力があります。

そんなたくさんある登山漫画のほんの一部をご紹介しました。本格的な山との向き合い方や精神論を描いたものから、優しく山を感じさせてくれるほのぼの日常系まで。これだけ山は多面的な表情があるのだと改めて感じ、読み返す中でまた山へ向かいたくなる作品ばかりです。楽しいだけじゃない厳しさと危険性を再確認しつつ、大きな感動を与えてくれる山を部屋の中で感じるのもまた一興です。 

外に出られないこの時期に、漫画から山を感じましょう。再確認だけでなく、今までとは違う視点を発見することが出来るかもしれません。


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この記事を書いたひと
高橋文

雄大な山と日常の山。山が持つ様々な表情を発見しながら、人と山との関わりを見つめていきたいです。

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山歩みち