井原山(いわらやま)│福岡県│とっておきルートで夏の花を存分に楽しむ

九州
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『山歩みち』では★の数で山のレベルをおおむね以下の基準で設定しています。
体力度│★:山登りをやってみたいと思うころ。登山回数0~1回のひと
    ★★:山登りにまた行ってみたいと思うころ。登山回数1~2回のひと
    ★★★:山登りを続けたいと思うころ。登山回数3回以上のひと
技術度│★:山歩きよりも森歩き、丘歩きに近い
    ★★:お手軽ハイキング気分で楽しめる山登り
    ★★★:ちょっとした冒険気分を楽しめる山登り

<登山レベル> 体力度│★★  技術度│★★

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井原山へのアクセス

◆往復: 波多江駅西バス停(コミュニティバス井原山線約30分200円)→井原山入口バス停

予算目安:約1600円(天神駅起点)

井原山おすすめ登山コース

コースタイム:4時間30分

井原山入口バス停(約1時間)→水無登山口(約20分)→水無分岐(約1時間)→井原山(約55分)→水無分岐(約15分)→水無登山口(約1時間)→井原山入口バス停

脊振山系第二位の高峰、井原山。春は山頂を貫く縦走路一帯にミツバツツジが咲き誇り、多くの登山者で賑わうが、さらに有名なのは夏のオオキツネノカミソリ。水無谷ルートの群生地は九州一の規模で、一見の価値ありだ。

トイレと駐車場完備の水無登山口から歩き始めるとすぐに木橋と出合い、ここから沢を詰めていく。整備された登山道は花のオレンジ色に彩られ、沢音も清々しい。沢から逸れて急登を越す。縦走路に出れば山頂はもうすぐ。広いピークで涼風を受け、パノラマを楽しんだら、復路は水無尾根ルートで下山しよう。

オオキツネノカミソリの開花期は7月下旬頃から。縦走したい場合は雷山と組み合わせると楽しい。

いくつか木橋を渡って水無谷を詰める
夏山人気スポットでもある群生地

登山のついでにちょっと寄り道

◆お土産「白糸酒造」

下山後は登山口から車で約20分の場所に位置する白糸酒造に立ち寄って美味しい日本酒を入手したい。古式手法「ハネ木搾り」と糸島産山田錦を使用していることから県内外にファンは多い。