釈迦ヶ岳(しゃかがたけ)│奈良県│宿坊に泊まり修験の山を訪ねる

関西
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『山歩みち』では★の数で山のレベルをおおむね以下の基準で設定しています。
体力度│★:山登りをやってみたいと思うころ。登山回数0~1回のひと
    ★★:山登りにまた行ってみたいと思うころ。登山回数1~2回のひと
    ★★★:山登りを続けたいと思うころ。登山回数3回以上のひと
技術度│★:山歩きよりも森歩き、丘歩きに近い
    ★★:お手軽ハイキング気分で楽しめる山登り
    ★★★:ちょっとした冒険気分を楽しめる山登り

<登山レベル> 体力度│★★★  技術度│★★

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釈迦ヶ岳へのアクセス

◆往復:南阪奈道路葛城ICから大和高田バイパス経由で橿原へ。国道169号を南下、大淀町、川上村、上北山村を経て前鬼口から林道に入り林道ゲートへ。約94㎞。林道は落石注意。

予算目安:約2万円

釈迦ヶ岳のおすすめ登山コース

コースタイム:1日目 約40分、2日目 約8時間20分

◆1日目:ゲート(約40分)→小仲坊

◆2日目:小仲坊(約2時間20分)→太古ノ辻(約40分)→深仙ノ宿(約1時間30分)→釈迦ヶ岳(約1時間10分)→深仙ノ宿(約40分)→太古ノ辻(約1時間30分)→小仲坊(約30分)→ゲート

釈迦ヶ岳は、紀伊半島を南北に貫く大峰山脈のちょうど中間あたり、展望抜群の秀峰だ。中腹には、大峯山開祖、役行者の従者であった2匹の鬼のうち、前鬼の子孫が住んだ村で、現在は五鬼助さんが営む小仲坊だけが残っている。よほどの健脚でないと、公共交通機関を利用しての山行は難しく、タクシーも高額になるので、マイカーかレンタカーが現実的だ。

林道ゲートに車を停め、前鬼へ。小仲坊は土日のみ宿泊可能で、1日目はここで宿泊。ゆっくりと山の匂いと景色を堪能しよう。翌日は、太古ノ辻まで登って大峯奥駈道に出て北にたどり、深仙ノ宿を経て釈迦ヶ岳に登る。復路は往路をたどる。

山頂には釈迦如来立像が祀られている
道中では、クリカラ岩、両童子(二ツ岩)などを目にすることができる

登山にあわせて1泊

◆宿「小仲坊」

前鬼から数えて61代目の五鬼助義之さんが営む宿坊。土日祝のみ宿泊可。平日は別棟の宿泊所がある。